「中国要素」含む映画が2018年北米興行収入の上位に

「中国要素」含む映画が2018年北米興行収入の上位に。2018年の北米の映画興行収入を見ると、「中国要素」を含む映画が注目を浴びていることがわかる…

タグ:中国要素 映画 興行収入

発信時間:2019-01-16 14:55:32 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 2018年の北米の映画興行収入を見ると、「中国要素」を含む映画が注目を浴びていることがわかる。これらの映画の興行成績は高く、経済効果も著しく、1年で5回、北米週末興行収入ランキングの1位が「中国要素」の作品だった。また、中国に対して客観的かつ友好的な内容で、社会効果が著しい。中でも、中米共同制作ドキュメンタリー『善良的天使(Better Angels) 』や『女孩与影像(The Girl and The Pictures) 』などが印象深い。これらは中国映画の海外進出、特に北米のような先進国市場への進出に経験を提供し、構想を開拓した。

 

共作映画が北米

 

 共作映画は中国映画の海外進出の主な手段の1つである。中米合作映画『ザ・メガロドン』は公開後最初の週末に北米週末興行収入ランキングのトップに立ち、北米での興行収入は1億4500万ドル、世界では5億3000万ドルに達し、史上最高成績の中米合作映画となった。

 

 『ザ・メガロドン』は中国の引力影視投資有限公司と米国のワーナーブラザーズが共同制作・配給し、李冰冰(リー・ビンビン)らが出演。制作者のベル・アヴェリー氏は新華社に対し、中米両国の文化要素を融合した合作映画として、成功のカギは互いの文化を尊重し理解することにあると話した。

 

 メディアは、『ザ・メガロドン』は「中国要素」、「サメ要素」、「SF要素」を1つずつ表現するのではなく、うまく融合していると評価。

 

 全米製作者組合中国事務部のエリザベス・ダイヤー部長は、「これまでの合作映画の失敗は主に文化の異なる観客の心に響かなかった点にある。中米両国の映画交流の拡大と深化に伴い、合作映画は文化融合の面で経験を汲み取り、大きな進歩を遂げた」と話した。

 

 ダイヤー氏は、中国映画の過去10年の進歩はハリウッドを驚かせたが、まだ発展余地があり、特にストーリーの理解と把握の面において、ストーリー構成能力の向上により中国映画は米国の観客を引きつけるとの見解を示す。


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