中国の若者の“パンク的ヘルスケア” 肌の手入れしながら連日徹夜

中国の若者の“パンク的ヘルスケア” 肌の手入れしながら連日徹夜。

タグ:国民健康

発信時間:2019-01-19 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 寿命が延びる一方、慢性病が増えている。健康を願う一方、運動不足で開かない太腿。お肌の手入れに熱中する一方、連日の徹夜……。先ごろ発表された「2019年国民健康洞察報告」には、中国人の複雑な健康絵巻が描かれている。


 同報告書は、丁香医生連合健康報移動健康研究院が国民の健康に対する態度と行為について調査研究を行ったものである。5万人あまりのデータ分析から、興味深く矛盾に満ちた現象が見えてきた。政府や業界、産業、国民が健康対策を検討する上で、きわめて参考に値するものとなっている。


93%が「最重要」、40%が「失格」


 調査結果によると、人々が考える「健康」の重要度合いは9.6点だった。生活態度でみると、「身体の健康」、「財産」、「仕事」などと比べ、身体の健康が最重要と考える人が93%に上った。以下「家庭の幸福」と「心の健康」が続いた。健康を重視する度合いは、「財産を持つ」や「満足できる仕事」をはるかに上回る。


 歳を取るほど身体と心の健康を重視する傾向があり、若いほど生活を楽しんだり、財産を持ったり、満足できる仕事を重視する傾向がある。家庭の幸福の追求について、1990年代生まれの人々は他の年代と比べかなり重要度が低い。


 年齢層にかかわらず、健康に対する関心は高い。しかし現実との落差はかなり激しい。自分自身の健康状況を評価した際、9~10点と自認する人はわずか10%。40%が自分の健康状況を6点以下と評価した。平均では6.8%と、及第点をわずかに上回る程度だった。

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