先日開催された全国林業草原工作会議で、中国の各種自然保護地が1万1800カ所に達し、国土面積の18%以上を占めることが判明した。国家公園体制試験区10カ所、世界自然遺産13カ所、世界地質公園37カ所、国家級海洋特別保護区71カ所が含まれる。
自然保護地とは、各自治体が法律に基づいて決めたもので、重要な自然エコシステム、自然遺跡、自然景観、およびそこに含まれる自然資源、生態メカニズム、文化価値に対し長期的に保護される陸地と海域を指す。自然保護地体系における政府の主な仕事は、保護区の建設である。2018年、国家級自然保護区は11カ所増加し、全部で474カ所となった。自然保護区内では90.5%の陸地生態系統類型があり、85%の野生動植物種類があり、65%の高等植物群落がある。現在、中国には13カ所の世界遺産があり、4カ所の自然文化遺産がある。数の上では世界一だ。さらに34カ所の国家鉱山公園、111カ所の海洋特別保護区がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年1月19日