「逆春運」が人気 春節1週間前の航空券は高速鉄道より安い

「逆春運」が人気 春節1週間前の航空券は高速鉄道より安い。

タグ:春節 逆春運

発信時間:2019-01-25 14:59:10 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 「逆春運」は若者が実家にいる両親や子供に自分が生活する都市に来てもらって一緒に春節を過ごし、春節後に帰省することを指す。最近、80年代生まれ、90年代生まれの人たちの間で両親と一緒に春節を過ごす新しい手段になっている。今年は「逆春運」人気が高まり、北京・上海・広州などの一線都市および杭州や南京などは「逆春運」の人気の目的地になり、大晦日1週間前にこれらの都市に向かう航空機の予約数は前年比40%以上増加したが、価格は高速鉄道の乗車券より安い。


 「逆春運」の流行は、帰省する場合の列車の乗車券が入手困難または航空券が高いことと密接に関わっている。大晦日1週間前にハルビン、成都、西安、鄭州など人気の目的地に向かう便の人気の時間帯の航空券は正価に戻っている。一方、「逆春運」路線の航空券は非常に安く、9割引のものもあり、早朝の便はさらに割引が大きく高速鉄道より安く、空席にも余裕がある。1月30日の便を見ると、上海発・南寧着の最安値は1390元、南寧発・上海着は300元で差額は約1000元。1月31日の北京発・重慶着直行便は1590元、重慶発・北京着は490元で差額は約1100元となっている。


人気路線は北京・上海・広州・深センに集中


 携程2019年春運ビッグデータを見ると、北京・上海・広州・深センなど15都市は国内の人気観光地である。携程集団航空券事業部の上級総監の邵季紅氏は、「春節旅行」を選択する中国人が増え、春運期間の中国の旅行者は約4万人、海外旅行者は約700万人だと明かした。


 飛常准2019春運ビッグデータによると、便数トップ3の路線は深セン・上海、上海・深セン、北京・上海。今年の航空機利用ピークは1月3日から2月4日になる見通し。


 今年の春運機関の全国の旅客輸送量は延べ30億人、前年比0.6%増を見込んでいる。うち民間航空利用者は延べ7億3000万人で12%増、各移動手段の中で最も増加幅が大きい。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年1月25日


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