39年の列車運転士の最後の春運

1月29日、動車組の新人運転士に操縦の原理と注意事項を説明する卿太剛さん（右）

 

　卿太剛さんは中国鉄道成都局集団有限公司重慶機関区の運転士で、39年の職業経験を持つ。彼は西南鉄道の動車組の発展を目にし、長年の実践を踏まえて高傾斜区間の操縦要領を繰り返し推測、試験、集約し、山地の鉄道操縦方法をまとめた。また、彼の名前がついた「卿太剛労働模範革新作業室」は山地の動車操縦技術の難題を突破し、安全運行に貢献した。そのほか、卿太剛さんは新人育成にも力を入れ、これまでに動車組の運転士を300人以上育成した。今年3月に55歳になる卿太剛さんはまもなく退職し、職業生涯最後の春運で全国の旅行者のために最後の任務をまっとうする。

「中国網日本語版（チャイナネット）」　2019年1月30日