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japanese.china.org.cn |14. 02. 2019

東京五輪、4.8万トンの電子廃棄物でメダル製造

タグ: 東京五輪 電子廃棄物 メダル

 香港の『頭条日報』の2月12日の報道によると、2020年東京オリンピック・パラリンピックの全てのメダルは回収した電子廃棄物で作られ、一部のメダルは不要になった電子機器を100%使用する。

 

 東京オリンピックの主催側によると、日本は2017年から不要になったスマートフォンやノートパソコンなどの電子廃棄物を回収し、金30.3キログラム、銀4100キログラム、銅2700キログラムを回収する予定。

 

 2018年10月時点で、各市政機関から約4万7488トンの電子廃棄物を収集。うちNTTドコモは500万台以上の携帯電話を回収した。2020年東京オリンピック・パラリンピックの主催機関は、電子廃棄物の回収目標は今年3月に達成し、メダルのデザインは今夏に公表するとしている。

 

 東京五輪の広報担当者の高谷正哲氏は、「この活動によりスポーツにそれほど関心がない人でも不要になった電子廃棄物を提供し、誰もが五輪に参加できる」と話した。

 

 報道によると、これらの金メダルは実は銀でできており、金含有量は6グラム以上と規定されている。銀メダルの銀含有量は500グラム以上、銀メダルと銅メダルの銀と銅の含有量は90%以上と規定され、日本は五輪前に5000枚のメダルを完成させなければいけない。

 

 国連の電子廃棄物に関するレポートによると、35~40台の携帯電話から1グラムの金を抽出できる。言い換えると、1トン分の携帯電話から電池を除くと約300グラムの金、23万枚のメインボードから13キロの999金を抽出できるということになる。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年2月14日