イギリスの越境決済会社のWorld First(ワールドファースト)は14日、所有権の変更手続きを完了し、螞蟻金服集団(アント・フィナンシャル)の完全子会社になったと発表した。
World First創始者でCEOのジョナサン・クイン氏は同日、顧客にメールで上述のことを伝えた。クイン氏は、支付宝とWorld Firstの商品とサービスには強い相互補完性があり、World Firstは螞蟻金服集団の一部になることで、より良い商品とサービスを提供できるとした。
螞蟻金服は、「支付宝とWorld Firstの提携により、零細企業により良いサービスを提供し、世界でファイナンシャル・インクルージョンサービスを推し進め、グローバル経済の持続的発展を促進できる」という声明を発表した。
2004年に設立されたWorld Firstは、国際貿易を行う法人と個人向けに決済・振込業務を行う。買収後もWorld Firstはイギリスに本社を置き、グローバル業務を継続する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年2月15日