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japanese.china.org.cn |16. 02. 2019

高速鉄道の汚物排出 若い作業員が懸命に勤務

タグ: 吸汚作業



 今年30歳の馮璐璐さんは2012年に湖南鉄道科技職業技術学院を卒業し、中国鉄道南昌局集団有限公司南昌車両区間で車両整備士をしている。


 「自分の仕事を一言で表すとすれば、高速鉄道のお手伝いさん」と馮璐璐さんは話す。


 馮璐璐さんと同僚は点検庫の設備だけでなく、駅の線路のサクションポンプの設備の状態も維持する必要がある。線路のサクションポンプが故障すれば、通過車の吸汚作業に影響し、車内の汚物をこまめに排出しなければトイレを使用できなくなり、高速車両の正常運行にも影響する。


 設備整備士はお手伝いさんのように24時間待機し、必要時にすぐに対応しなければいけない。常に故障の可能性があり、厄介な問題に出くわすこともある。中でも高速車両庫の汚水プールは深さ15メートルで酸素が薄く空間が狭く、夏は蒸し暑く冬は寒く、故障処理は非常に大変である。


 汚水プールは限られた空間での作業となり、ガス検知器や酸素ボンベを携帯し、消防士のようにフェイスシールドと防護服を身につけて補修作業をする。



「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年2月16日

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