北京・天津・広東などで「インターネット+看護サービス」が試験的に開始

北京・天津・広東などで「インターネット+看護サービス」が試験的に開始。

タグ:訪問看護サービス

発信時間:2019-02-16 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 携帯電話で訪問看護サービスを予約する「ネット予約看護士」が登場した。国家衛生健康委員会は『“インターネット+看護サービス”試行作業方案』(以下、『方案』)は、北京市、天津市、上海市、江蘇省、浙江省、広東省の6省市で「インターネット+看護サービス」を試験的に実施することを決めた。試行期間は2019年2月から12月まで。


「ネット予約看護士」、医療機関の登録看護士を派遣


 『方案』は、試行地の衛生健康行政部門は実情に基づき、『医療機関業務許可証』を取得し、家庭病床、巡回診療などのサービスを備える医療機関がインターネットITプラットフォームを通して本機関の登録看護士を派遣して「インターネット+看護サービス」を提供し、看護サービスを機関からコミュニティと家庭に拡大することを明記。


 派遣する登録看護士は5年以上の臨床介護経験を持つ看護士以上の職種であり、全国看護士電子登録システムに登録している必要がある。


高齢者または要介護老人など行動が不便な人が対象


 『方案』は、「インターネット+看護サービス」は主に高齢者または要介護老人、リハビリ中の患者、終末期の患者など行動が不便な人を対象に慢性病管理、快復看護、特別看護、健康教育、安寧療護などの介護サービスを提供する。


高齢者の訪問看護ニーズが激増


 国家衛生健康委員会の担当者によると、国家統計局の統計で、2017年末時点の中国の60歳以上人口は2億4000万人で総人口の17.3%を占める。中国の慢性病を持つ高齢者は1億5000万人で高齢者の65%を占め、完全介護・半分介護が必要な高齢者は約4000万人いる。要介護老人、高齢者、留守老人が増加し、高齢者の訪問看護ニーズは激増している。



「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年2月16日



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