イギリス・ウィルトシャーの有名な古代建築遺跡のストーンヘンジは世界を震撼させたが、どのように建造されたのか謎に包まれている。最新の研究によると、7000年前にフランス北西部のブルターニュの「狩猟部落」がこの環状列石遺構を造ったことがわかった。
イギリスのストーンヘンジの謎が明らかに 7000年前にフランス人が建造か
1000年にわたり、彼らは欧州の海路を通って巨石文化を伝えた。研究によると、当時の人々の航海技術は認識されている以上に進んでいた。
同研究成果は学術誌『米国科学アカデミー紀要(PNAS)』で発表される。作者はストックホルム大学のベッティーナ・シュルツ・ポールソン氏。彼女は10年かけて欧州各地の2410カ所以上の遺跡を研究し、放射性炭素年代測定という方法で遺跡から見つかった人類の遺骨の年代を測定し、「巨石の進化」という考古学年表を作成した。
ストーンヘンジを研究する専門家のピアソン氏は彼女の研究結果に賛同し、サイエンス誌に対して「ブルターニュが欧州の巨石現象の発祥地であることを証明できるはず」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年2月18日