宇宙飛行士が2028年に月に帰還 7日間滞在へ

宇宙飛行士が2028年に月に帰還 7日間滞在へ。アメリカ航空宇宙局(NASA)はこのほど民間企業に対して、有人月上陸技術の研究開発への参与を呼びかけた…

タグ:宇宙局 民間企業 開発 宇宙士

発信時間:2019-02-18 15:21:33 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 アメリカ航空宇宙局(NASA)はこのほど民間企業に対して、有人月上陸技術の研究開発への参与を呼びかけた。さらにNASAは民間企業の支援を受け、2028年に再び人類を月に送る壮大な計画を発表した。


 NASAによると、このプロジェクトのアイデアは、商業軌道輸送サービス(COTS)から得られた。同プロジェクトは数年に渡り、スペースX社の宇宙船「ドラゴン」と、オービタルATK社の宇宙船「シグナス」の開発を同時に支援している。この2種類の宇宙船は、国際宇宙ステーションに物資を輸送・補給するため使用される。NASAは毎回のサービスに費用を支払う。


 NASAのジム・ブライデンスタイン長官はメディアラウンドテーブルにて、NASAは2024年に上陸モジュールを、月周回軌道を飛行する宇宙ステーション(ゲートウェイ)から月面に着陸させるなど初のデモンストレーションを行うと発表した。2026年の2回目のデモンストレーションでは、上陸モジュールと上昇モジュールで着陸機を組む。着陸機は月から100キロ離れた月周回軌道に送り込まれ、そこから着陸し探査任務を展開する。任務終了後は上昇モジュールから動力を得てゲートウェイに戻る。2028年には宇宙飛行士4人が上述した技術プランに基づき月に「帰還」し、月面で7日間滞在する。


 ブライデンスタイン氏は「今回の月上陸で、我々は旗や足跡を残すだけで地球に戻り、その後50年に渡り訪れないということはなく、月に滞在することになる。我々は持続可能な、再利用可能な月システムを構築する。このシステムには人類の居住、勤務、燃料生産をサポートする施設が含まれる。我々はリスクを解消し、技術を改良し、これらの技術をできる限り多く火星に持ち込む」と述べた。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年2月18日

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