2月18日、大橋の高強度ボルトを交換する張新超さん(左)と張恒斌さん
2月18日、冷たい風が吹く中、張新超さんは息子の張恒斌さんらと共に高さ数十メートルの東黄河大橋で線路の巡回点検を行った。
「明日の元宵節は職場で過ごすことになる。春節は誰もが家に帰りたいが、仕事がある」と張新超さんは話す。
張新超さんは中国鉄道鄭州局集団有限公司の新郷橋工事区間・東明橋梁作業場の班長で、長東黄河大橋の定期点検を担当している。2010年、彼の息子の張恒斌さんが加わり、父親とともに「橋を守る父子兵」となった。
長東黄河大橋は新兖鉄道の重要区間に位置する。冬の電力供給を保障するため、春運(春節帰省ラッシュ)期間は発電用石炭の輸送が増え、1日に80往復以上が行き来する。張新超さん親子ら作業員は毎日、黄河の冷たい風に吹かれながら3.2キロの上下線の橋枕木やボルトなどを全面的に点検し、問題を見つけると迅速に対処する。細かい点検を行い、彼らは鉄道の動脈と列車の安全を守っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年2月19日