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japanese.china.org.cn |21. 02. 2019

日本メディア:中国の働く若者は父親世代と異なる

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   日本の『Nikkei Asian Review』は2月20日、「中国の働く若者は父親世代と異なる」という見出しの記事を掲載した。過去10年、年次総会は中国企業文化の重要な一部だったが、先日の新東方の年次総会は違った。SNSに投稿された動画を見ると、役員を含む数千人の前で、6人のミレニアム世代の従業員が歌で同社の文化について「必死に働き、成果をあげたところでどうなる、結局はPPTの作成者にかなわない」と諷刺している。

 

 中国において、このように大胆に行動する若い従業員は珍しくなくなっている。年長者と比べて、1982年から1998年の間に生まれた4億人の中国人は起業意欲が強く、世界的な視野と自立思考を持っている。この国の企業の未来を担う若い従業員と連携するには、彼らの本質と歩んできた過程を知る必要がある。

 

 困難な時期を経験した前の世代と異なり、中国の若者は基本的ニーズが満たされ、さらに多くのことを望んでいる。筆者は、設立2年が経ったばかりの某分析会社の全従業員がミレニアム世代で、最年長は1983年生まれであることを知った。彼らの面接では規定外の業務責任の負担や職業の発展を要求せず、報酬と勤務時間の「古いしきたり」を話すのではなく、一種の面白い企業文化の中に浸ることを望む。多くの外国人が、著名ベンチャー投資家のマウリッツ氏が2018年に『フィナンシャルタイムズ』寄稿文で「中国の科学技術会社の996シフト制」を称賛したことを批評した。 


 このようなシフト制は筆者の会社の規定に正式に記載されていないが、多くの従業員の勤務時間がこのようなシフトで働いている。スタートアップ企業として、私たちは激しい競争で生き残れるように迅速に行動する必要がある。最も優秀な従業員は、日曜日に仕事があれば自主的に出勤する。実は、996シフト制は責任と関係している。中国の働く若者は責任を担いたいと考え、責任感を示す機会を必要としている。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年2月21日