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japanese.china.org.cn |25. 02. 2019

青海省 畜産農家が協力し合い雪害の難関を突破

タグ: 畜産農家 協力 雪害

(图片故事)(1)我的草场分你一半,携手共渡雪灾难关

2月33日、青海省玉樹チベット族自治州称多県で撮影した、雪に覆われた畜産農家

 

   今年初め、青海省玉樹チベット族自治州は大雪に見舞われ、一部地域では積雪量が50センチを超え、家畜のえさ確保が困難となり、2万頭が餓死、凍死した。その状況は現在も続き、雪害が深刻な地域の畜産農家は飼料を購入するほか、家畜を雪に覆われていない周辺に連れて行き対応している。

 

   巴顔喀拉山の麓にある玉樹チベット族自治州称多県清水河鎮文措村の麦雄灘は、今回の雪害を受けた地域の中でも雪が比較的早く溶け、外の地域から最も多くの畜産農家を受け入れた地域の1つである。文措村党支部書記の白尕氏は村民会議を開き、深刻な被害を受けた地域の畜産農家に30万ムーの牧草地帯を提供することで合意した。

 

   今年51歳の査周さんの一家は、100キロ以上離れた玉樹チベット族自治州曲麻萊県麻多郷巴顔村三社から40日かけて70頭のヤクを連れてこの牧草地帯に移り、ヤクは草が食べられるようになり元気を取り戻している。査周さんがいる牧草地帯は文措村の倉加さんが所有する。倉加さんは査周さんに初めて会った時、「雪害の時は協力し合い、難関を突破することが大事」と話した。

 

   麦雄灘はこれまでに、査周さんのような畜産農家を163世帯受け入れた。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年2月25日


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