世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)が27日に発表したデータによると、中米貿易摩擦の影響を受け、昨年の訪米中国人客数はゼロ成長となった。それまでの10年間に渡っては急増を維持しており、年平均増加率は23%に達していた。
WTTCは世界の観光産業の権威ある機関だ。WTTCのデータによると、訪米中国人客は訪米外国人客のうち4%のみだが、消費額は11%を占めている。これは中国人客の米国経済に対する重要性を十分に説明している。
米国のGDPに対する観光業の寄与度は昨年7.8%に達した。米国は依然として、世界最大の観光市場の地位を維持している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年3月3日