杭州図書館、貸出図書の配達サービスを開始

杭州図書館、貸出図書の配達サービスを開始。

タグ:杭州図書館 配達 サービス

発信時間:2019-03-08 11:30:25 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

   浙江省の杭州図書館は3月5日、貸出サービスを再開した。杭州図書館の職員によると、杭州市内のネットユーザーは宅配物を受け取るのと同じように図書館からの配達、郵送での返却といったサービスを受けることができる。

 

 職員は、「以前実施した統計で、図書館に来て読書をするのは主にお年寄りや子供で、働いている若い人たちの利用は少ないことがわかった。若い人たちは仕事が忙しく、仕事が終わると家族と一緒に過ごす。そのため、若い人たちが好むネットショッピング、デリバリーという方法で本を届けることを考えついた」と話した。

 

 職員によると、貸出サービス利用者は図書館に足を運ぶ必要がなく、携帯電話で注文できる。図書館はEMSで注文の書籍を家に届ける。読者が便利に利用できるように、郵政部門と交渉し、配達料をコストとほぼ同じ料金に引き下げた。1~3冊の場合は3元の配達料を徴収し、3冊以上は1冊ごとに1元上乗せする。返却時も同じ料金設定となっている。

 

 ネットユーザーは図書館に行く必要も、貸出証の手続きをする必要もなく、携帯電話だけでこのサービスを利用できる。杭州市の身分証、市民カードまたは本図書館の貸出証があれば、身分証番号または読者証番号をバンドリングすればオンラインで電子証が生成される。

 

 杭州市以外の戸籍保有者は支付宝および芝麻信用で個人信用を総合評価し、保証金ゼロの読者証をオンライン手続きすれば利用できる。

 

 職員は、「オンライン貸出サービスの開始後、貸出図書の配達の利用者は80年代生まれと90年代生まれが中心となっている。開始したばかりの頃、1日に8000冊配達したこともある」と話した。


 杭州新華書店の図書オンライン貸出サービスも近く再開し、読者の選択肢はさらに増える。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年3月8日


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