夢を追う80年後　CAから女性パイロットに

重慶江北国際空港で、フライト前の準備を行うパイロットの楊静さん（左）と杜倩さん（3月6日）

 

   1989年生まれの杜倩さんと87年生まれの楊静さんは、青空を飛ぶという夢のために様々な困難を克服し、自費で飛行技術を学び、客室乗務員から女性パイロットへの華麗な転身を遂げた。3月6日午後、2人は重慶発・深セン着の重慶航空OQ2335便で初めて一緒に搭乗し、佟宝歓機長のもとでエアバス320型機を操縦して青空に飛び立った。2人はもともと客室乗務員をしていたが、自費で飛行技術を学んだ。似た経歴を持ち、年齢が近く、同じ夢を持つことから重慶航空の女性パイロットになった80年代生まれの2人は親友になった。楊静さんは、「天気と特別な状況はパイロットが女性だからといって特別扱いしてくれない。女性パイロットも同様に厳しい訓練を受け、男性パイロットと同じストレスとリスクを担う必要がある」と述べた。2人は今後、民間機の機長になるというさらに大きな夢に向かって努力し、「頑張り続けたら、夢はいつか実現する」と話した。

「中国網日本語版（チャイナネット）」　2019年3月8日