3月10日、宮城県気仙沼市で、見学者に状況を紹介するスタッフ
2011年3月11日、東日本で大地震と津波が発生し、約1万6000人が犠牲になった。福島県、岩手県、宮城県が深刻な被害を受け、うち気仙沼市は1152人が死亡、200人以上が行方不明になり、被害が最も大きい地域の1つになった。宮城県気仙沼市の向洋高等学校は津波で大きな被害を受けたが、幸運にも犠牲者はいなかった。東日本大震災8周年の前日の2019年3月10日、気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館が完成、開放された。伝承館の隣にある向洋高等学校の校舎には津波に襲われた跡がそのまま残され、震災遺構として一般公開される。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年3月12日