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3月11日、洛塔郷電子商務サービスセンターで、同郷の人から買った野生の霊芝（レイシ）を真空パックする呉添春さん
呉添春さんは1990年に湖南省湘西トゥチャ族ミャオ族自治州龍山県洛塔郷陳荘村に生まれた。この村は高地・寒冷地にあり、交通が不便で貧しい村だった。
9歳の時、呉添春さんは関節リウマチを患い、中学校卒業後に進学を断念するしかなかった。故郷ですることのなかった呉添春さんは同郷の人たちの土地に腐った野生のキノコ、トウガラシ、じゃがいもが埋まっているのを目にして心を痛め、彼らが育てた特産品を撮影してSNSでシェアし、友人たちの関心を集めた。
2014年、呉添春さんはネットショップを開設し、同郷の人たちが育てた特産品を販売し、商品を県城に輸送してくれる人を見つけた。2018年、長沙市天心区と龍山県洛塔郷の支援チームのサポートのもとで、呉添春さんは洛塔郷に電子商務サービスセンターを設立。彼女は洛塔郷の住民の宅配業務を行うとともに、自身のECビジネスを拡張し、故郷の特産品販売をサポートしている。この1年で、電子商務サービスセンターの売上高は30万元を超え、故郷の人たちの所得水準も貧困脱却の基準に達した。
「中国網日本語版（チャイナネット）」 2018年3月13日
