8Kテレビは超高額 ソニー会長「市場ポジショニングと合致」

8Kテレビは超高額 ソニー会長「市場ポジショニングと合致」。 2019中国家電及び消費電子博覧会(AWE)が3月14日から17日にかけて、上海新国際展覧センターで開かれている…

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発信時間:2019-03-15 11:14:28 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

   2019中国家電及び消費電子博覧会(AWE)が3月14日から17日にかけて、上海新国際展覧センターで開かれている。展示会は「AI上・スマートライフ」をテーマとし、サムスン、海爾(ハイアール)、海信(ハイセンス)、LG、TCL、美的(ミデア)、小米(シャオミ)などのメーカーが今年の目玉商品を発表する。

 

 現段階の8Kテレビは多くの消費者にとって「体験する」というより「パラメーター」の商品だが、工業情報化部など3部門が発行した『超高精細映像産業発展行動計画』は、4K/8Kテレビの発展を促進し、「4K普及、8K宣伝」の効果を引き出すとしている。中国家電協会の徐東生理事長は、2019年は間違いなく「本当の8K元年」になり、8Kの時代が訪れると見ている。

 

 今回の展示会で、多くの大手家電メーカーが8Kテレビを発表する。

 

 サムスン、ソニー、LGが発表する8Kテレビは85インチ以上の大型サイズで、8Kテレビのコストは過去にない水準に達している。うち、サムスンはAWE2019の開幕前日に98インチQLED 8Kテレビの価格は99万9999元に達すると発表。これは一般消費者の認識と消費能力を超えている。また、ソニーは傘下Z9G 8K液晶テレビを国内で発売すると発表。Z9G 8Kシリーズは2種類あり、85インチZ9Gは11万9999元、98インチは52万9999元になる。

 

 発表会終了後の独占インタビューで、ソニー中国の高橋洋会長はソニーのテレビがこれほど高額な理由について、「市場価格に基づいて設定し、市場ポジショニングに合っている。ソニーはグローバル企業であり、価格設定に統一された基準がある。国によって税額は異なるが、価格設定は全ては同じ。中国はソニーにとって重要な市場」と述べた。

 

 サムスン電子中華圏消費電子部の李廷柱総裁は、「革新はサムスンのDNAであり、サムスンは意義のある革新に力を入れ、中国の消費者の視覚効果向上にソリューションを提供する。サムスンが今回発表する8Kは主流の面での重要な一歩になる。QLED 8Kテレビはユーザーの“世界の見方”を変える」と話した。

 

 98インチのサムスンQLED 8Kテレビは100万元クラスに達するが、その他のバージョンはミドル・ハイクラスの消費者の許容範囲内である。サムスンによると、Q900シリーズQLED 8Kテレビの他の3バージョンは、65インチが3万5999元、75インチが5万4999元、82インチが6万9999元になる。

 

 サムスンの8Kテレビが100万元に上ることについて、高橋洋氏はコメントを控えたが、「ソニーと他社では価格設定方法が異なり、ソニーは一貫している」と述べた。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年3月15日


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