中国初の5Gスマート物流モデルパークが上海に建設

中国初の5Gスマート物流モデルパークが上海に建設。

タグ:5Gスマート物流モデルパーク

発信時間:2019-03-20 14:40:16 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 AI、IoT、自動運転などと同様、5Gもスマート物流の発展に欠かせない技術になると見られる。京東物流はこのほど、国内初の5Gスマート物流モデルパークを建設すると発表した。5G通信技術を生かし、AI、IoT、自動運転、ロボットなどのスマート物流技術と商品を併用し、高度インテリジェント、自主意思決定、一体化を実現したスマート物流モデルパークを構築するという。


 国内初の5Gスマート物流モデルパークは上海市嘉定区に建設され、年内に完成し、運営を開始する予定。うち、スマート従業員管理とスマート車両管理システムを含む第1期はすでに使用を開始している。そのほか、京東物流は北京亜一、物流全リンク可視化監視、ロボットのスマート配送など多くの物流シーンに5Gを導入する。


 従来の物流は商品出荷後の梱包、輸送、積み卸し、倉庫管理を指し、配達は主に人が行い、効率が悪く、情報化レベルが低かった。物流は5G産業チェーンに欠かせない重要な部分である。5Gが巨大な変化をもたらすため、5Gの物流における価値は言うまでもない。


 計画によると、京東物流5Gスマート物流パークは高度インテリジェント、自主意思決定、一体化を実現する。人、機械、車、設備を連結させ、自動運転、自動仕分け、自動巡回点検、人と機械のコミュニケーションの調整と管理を行い、5G技術をスマート物流分野に応用させる。


 デジタル化倉庫に関しては、自動入庫・出庫マッチング、リアルタイム在庫管理、倉庫大脳とロボットのシームレスコネクション、AR作業、荷物追跡・測位などでも5G技術が活躍する。


 5Gスマート物流パークを皮切りに、京東物流は国連の各大手5G運営業者と共同で5G技術のより広範囲への応用を推し進め、物流全工程の従業員・設備・データの相互接続、倉庫・営業所・車両・端末機器などの全インフラの相互運用を実現し、5Gの物流業における応用と技術標準を形成する。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年3月20日

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