故宮院長を7年務めた単霽翔氏が退職

故宮院長を7年務めた単霽翔氏が退職。

タグ:故宮博物院の院長 単霽翔

発信時間:2019-04-09 13:45:53 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 人民網の4月8日の報道によると、故宮博物院の院長を7年間務めた単霽翔氏が同日に退職した。後任は敦煌研究院の元党委員会書記で院長の王旭東氏。


 単霽翔氏は故宮の管理者ではなく、「門番」と自称していた。7年前の2012年1月、退職の年を迎えていたが単霽翔氏は故宮の統率者になった。当時の故宮は世論の渦中にあり、イメージを再構築する必要があった。


 単霽翔氏はかつて、「私は故宮の6代目院長。どの院長も最大限の努力をしてきた。故宮は複雑すぎるため、安全問題が極めて重要。普段から何をするにも万全を期し、一つの間違いで万を失わないようにしている」と話したことがある。


 単霽翔氏が院長に就任した際、世界最大規模の古代宮殿建築群であるここの開放エリアはわずか30%で、186万点以上の文物の99%が倉庫に眠っていた。故宮の参観者は多いが、80%が中軸線沿いに古建築を参観し、豊富で多彩な文物に触れる人は少なかった。2018年、故宮の開放面積は2014年の52%から80%以上に上昇し、8%の文物が一般公開されている。


 単霽翔氏は、「人によって伝統文化の受け入れ方、生活リズムは異なる。私たち故宮スタッフはこの変化に積極的に対応する必要がある」と考える。


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