水深6000メートル以下の深海は超深海と呼ばれる。そこは一年を通じて日が差さず、酸素が薄く、海水の圧力が1000倍以上に達する。化学環境も非常に独特で、一般的な生命が立ち入ることのできないエリアだ。しかしここには豊富な生物が生息している。ハナミノカサゴはその代表格だ。ハナミノカサゴは超深海の食物連鎖の頂点に立ち、700kgf/cm2の圧力に耐えられる。(写真は西北工業大学が提供)