日本の「花椒ブーム」、中華調味料にとって好材料

日本の「花椒ブーム」、中華調味料にとって好材料。『日本経済新聞』の報道によると、花椒(ホアジャオ)の市場シェアが日本国内で急速に拡大している…

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発信時間:2019-04-18 11:09:29 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

  『日本経済新聞』の報道によると、花椒(ホアジャオ)の市場シェアが日本国内で急速に拡大している。2018年の日本の花椒売上高は1億円を突破し、4年で2倍以上になった。近年、中国産の花椒は「痺れる辛さ」で日本の若者から人気を集め、調味料市場で花椒ブームが起きている。

 

 花椒は日本の中華料理店で愛用され、うち「マーラー鍋」は飲食業界で好評で、花椒料理の人気レストランは予約が取れないほどである。洋食店や和食店も花椒を使ったメニューを研究し始めている。日本のグルメ情報サイト「ぐるなび」の統計によると、「花椒」と「マーラー」をキーワードとした料理を提供する大型レストランはこの1年で2.2倍に増えた。

 

 花椒は日本の家庭の調味料にもなりつつある。『朝日新聞』によると、日本の調味料メーカー大手のS&Bは近年、花椒市場の拡張を進め、関連商品の売上高は前年比26%増加した。通販サイトの楽天市場では、「花椒」のキーワードを含む商品の種類はこの3年で2.8倍になった。一部の食品会社はその勢いに乗って花椒味の即席麺、牛丼、パスタソースなどの商品を開発している。

 

 需要の激増により、花椒の輸入価格も高騰している。花椒の2018年の日本市場売上高は前年比29%増加。価格は産地や等級によって異なるが、山東省で生産された通常クラスの花椒の1キロあたりの価格は2100~2300円で、2倍以上高くなった。『日本経済新聞』は、中国本土でも花椒の需要が増加しているためだと分析した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年4月18日


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