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japanese.china.org.cn |22. 04. 2019

老舗企業+バレエ 二足の草鞋を履く青年

タグ: 老舗企業 バレエ

(图片故事)(1)“百年卤味”+“经典芭蕾”:小镇青年的双面人生

4月18日、三珍斎食品有限公司の作業場で煮込み鴨の品質をチェックする徐傑さん。出社すると、各作業場に行き生産チェックをするのが彼の日課となっている。

 

   1980年代生まれの徐傑さんは浙江省桐郷市烏鎮の老舗企業「三珍斎」の副会長。20年前、彼は上海師範大学の舞踏科を受験し、留学してバレエと演技を学び、シンガポールでバレリーナになりバレエの指導と演出の仕事に就いた。シンガポールやマレーシアなどの国のバレエ界で名が知られている。2012年、徐傑さんは父親から企業の管理と運営を引き継ぐように言われ、海外でのバレエの仕事を辞めて故郷の烏鎮に戻り、老舗食品企業の管理者になった。アーティストから企業管理者になった徐傑さんはコスト、技術、販売などについて学び、海外での留学と仕事の経験を生かし、「三珍斎」の輸出事業を開拓し、新しい味とパッケージを積極的に開発し、消費者の新しいニーズに対応した。数年を経て、徐傑さんは企業の日常管理などの事務に慣れ、自分が好きなバレエを再び追求するようになった。2019年3月、徐傑さんは友人とともにバレエスタジオを開設し、クラシックバレエを教えている。また、桐郷市濮院鎮茅盾実験小学校にバレエ教室を開設し、毎週英語だけでバレエの授業を行っている。現在は、昼間は「三珍斎」の管理者として働き、夜と週末はバレリーナと先生になり、 二足の草鞋を履く生活をしている。徐傑さんは、「三珍斎は100年以上の歴史を有し、バレエの歴史も長く、それぞれの味覚と視覚を楽しむことができ、幸福感が得られる。これはとても素晴らしいことで、幸せな事業をずっと続けていきたい」と話した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年4月22日

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