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japanese.china.org.cn |12. 05. 2019

PICUの男性看護師、一分一秒を争い患者を救う

タグ: PICUの男性看護師



 今年の5月12日は108年目の「国際看護師の日」だ。記者は甘粛省婦幼保健院児童救急治療センター(以下「同センター」)の小児集中治療室(PICU)を訪れ、男性版ナイチンゲールと呼ばれる男性看護師の勤務状況と生活を取材した。彼らは毎日青い看護服を来て、看護帽子をかぶり、PICUの中に入り仕事を開始する。


 李楽さんはその中のひとりだ。彼は山東済寧医学院を卒業し、同センターで3年半勤務している。彼は学習した知識を実践に十分に活かし、心をこめて点滴や看護などの各種作業を行っている。PICUには多くの肉体労働があり、男性看護師が積極的に対応している。問題に直面すると、男性看護師は女性よりも冷静だ。PICUの患者は他と異なり、深い昏睡状態に陥っており、行き届いた看護が必要だ。日常的な薬の交換や血圧測定の他に、体の向きを変えさせなければならない。


 李さんは「救命は私たちの天職だ。日夜持ち場を守り、常にスタンバイする。救命は時間の競争で、最短時間内に患者を助ける」と話した。


 看護師は白衣の天使と呼ばれ、人々は優しく心遣いの細やかな女性を真っ先に思い浮かべる。ところが実際には、「白衣の天使」には男性看護師も含まれる。彼らは生理的・心理的な長所を活かし、PICU、手術室、救急科などの特殊な場所では不可欠な存在になっている。彼らは力強い腕を使い、看護活動の中で患者からの尊敬、社会からの承認を勝ち取っている。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年5月12日

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