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japanese.china.org.cn |13. 05. 2019

音で中国を感じる タイの中国民族音楽ファン

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(国际·亚洲文明对话大会)(1)闻声识中国——一群泰国中乐迷的追梦路

    3月10日、タイ・バンコクの華僑崇聖大学の教室で曲目を練習する「天弦楽団」メンバーの巴克瓦さん。タイ民族音楽を学ぶ神猜さんは華僑崇聖大学の音楽教師で、何年か前に筝に触れたことがきっかけで中国楽器を探求するようになった。神猜さんは、「中国の民族楽器は表現力だけでなく、多くの言葉となんとも言えない味わいもある。どの楽器を研究しても、奥深い光に沿って昔の神秘的な世界に行くことができる」と話す。神猜さんは中国楽器を研究する中で多くの気の合う仲間と知り合った。なんとか師匠を見つけて竹笛を8年練習するカメラマン、祖父の二胡に虜になった男性、中国楽器のコレクションと研究をこよなく愛する自動車整備士などがいる。中国語ができる友人は彼らに「天弦楽団」という名前をつけ、メンバーはこの名前をすんなりと言えるが、「天弦」の意味についてはよくわかっていない。神猜さんは、「中国語がわからず、メンバーたちは楽曲の背景や処理の手法を理解していないため、中国語ができる学生に曲名を訳してもらい、曲に含まれている感情を推測するしかない」と話す。彼らは昔の流行曲『雨砕江南』を演奏したことがあるが、「江南」の2文字が読めるだけである。また、『ヤオ族舞曲』と『イ族舞曲』を演奏したこともあるが、ヤオ族とミャオ族の呼び方を区別できないことがよくある。彼らの多くが中国に行ったことがなく、旋律から中国江南の楼台の霧雨をイメージし、リズムから中国少数民族の喜ばしい歌と踊りを感じ取り、音楽の背後にある多彩な中国を想像している。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年5月13日


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