今年37歳のモンゴル族馬頭琴制作職人の白蘇古郎さんは、父親の影響で幼い頃から馬頭琴の演奏と制作技術に興味を持っていた。18歳で弟子入りし、馬頭琴の制作技術を学んだ。
2006年、白蘇古郎さんは「中国馬頭琴の里」と称される吉林省前ゴルロスモンゴル族自治県に馬頭琴工場を開設し、手作りの馬頭琴を販売すると同時に、愛好家に馬頭琴の演奏と制作技術を無料で伝授するようになった。
白蘇古郎さんは、「馬頭琴は民族だけではなく世界のもの。より多くの若者に馬頭琴、モンゴル族の音楽を好きになり、技術を伝えてもらいたい」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年5月16日