小学校を1人で守る教員

　　周正文さんと生徒が9日、共に昼食を取った。

　周正文さんは山奥、貴州省赤水市長沙鎮長興村の楊柳小学校の教員だ。

　同校で唯一の女性教員が2014年秋、条件の良い鎮中心校に転勤した。学校は教員ゼロで授業を行えないという苦しい状況を迎えた。遵義市で勤務していた周さんは情報を知ると職を辞し、自ら願い出てこの村の特任教員になった。

　周さんは5年間に渡り1人で学校を守り、生徒数は5人から現在の7人に増えた。彼は同校の校長と教頭と教員を兼ねている。さらに生徒の給食の調理や雑務を担当している。校内のさまざまな仕事は、周先生が一人で担当している。「生徒が1人でもいれば、私はここを守り続ける」

「中国網日本語版（チャイナネット）」2019年5月19日