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japanese.china.org.cn |22. 05. 2019

龍泉宝剣の職人「宝剣の鋳造は人生の如し」

タグ: 宝剣 鋳造 職人

(图片故事)(1)铸剑如人生:龙泉宝剑锻制者郑国荣

5月21日、「古越剣舗」展示ホールで自分が鋳造した宝剣と一緒に写真を撮る鄭国栄氏

 

  「宝剣の鋳造は人生の如し」。浙江省工芸美術職人で無形文化遺産「龍泉宝剣製造技術」の代表伝承人の鄭国栄氏は、「雛形から思想と意志に至るまでは1人の人間の成長過程と同じ」だと話す。

 

   1964年浙江省龍泉生まれの鄭国栄氏は、宝剣と30年以上付き合っている。1982年、龍泉市宝剣工場の見習い工になり、のちに工房「古越剣舗」を設立し宝剣職人として独立した。

 

   兵器から精神の象徴に至るまで、鄭国栄氏は宝剣に畏敬の念を持を持っている。彼の工房で作られる宝剣は、理念の形成、設計図の作成、資材の準備、製作まで2~3カ月を要する。工房を設立してから、彼は20人以上の弟子をとり、彼らを有名な職人に育成した。鄭国栄氏の息子も卒業後に同じ道に入り、鋳造の全工程の技術をほぼ習得している。

 

   鄭国栄氏は、「欧冶子が龍泉で最初の剣を鋳造してから、龍泉宝剣が伝えられて2500年以上になる。この義中と精神はこの時代でも受け継いでいくべき」と話した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年5月22日


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