中国民用航空局の馮正霖局長は20日、EU理事会議長国代表、駐EUルーマニア大使、欧州委員会の交通事業担当委員とベルギー・ブリュッセルで、「中華人民共和国政府と欧州連合の民間航空安全協定」と「中華人民共和国と欧州連合の定期便の若干方面に関する協定」に署名した。
前者は中国とEUの耐空性及び環境保護の審査、飛行運営、航空管制、人員の免許証及び訓練など、民間航空安全分野の広範な協力を展開するための法的枠組みを構築し、互恵とウィンウィンの原則を示した。特に耐空性と環境保護の審査の付属文書の署名は、双方の航空製品の耐空性審査をめぐる協力の条件を整え、双方の航空製品の交流に広い手段を持たせた。また双方の工業企業が航空製品設計・製造分野で協力を展開するため良好な環境を提供した。同協定の署名は、双方が航空安全分野で幅広い協力を展開するための基礎を固め、双方の政策・技術・人材面の交流をさらに促進する。
