6月12日、長征源紅色博物館の前で写真を撮る羅小龍さん(右)と謝金栄さん
江西省于都県出身の44歳の羅小龍さんは幼い頃から革命文物をコレクションし、資金を貯めて于都県貢江鎮長嶺村に長征源紅色博物館を創設し、3000点以上の紅軍長征関連の文物を収蔵している。
羅小龍さんによると、故郷が紅軍の長征出発地であったため、紅軍部隊が残した多くの文物が民間に散らばっていた。20年以上にわたり、彼は于都県の各地を回って昔の文物を探し、浙江省や福建省などにも行ったという。羅小龍さんの情熱は志を同じくする友人を引きつけ、于都県出身の謝金栄さんも文物収集事業に身を投じるようになった。彼は羅小龍さんと博物館を創設するために家にスペースを作った。2人は自分たちの事業を通し、多くの人に長征中に発生した感動的な物語を伝え、長征の精神を広めたいと考えている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年6月13日