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japanese.china.org.cn |02. 08. 2019

「刃先の上を歩く」外科医

タグ: 外科医 手術

(图片故事)(1)“行走在刀锋上”的外科医生

7月31日、河南省伝染病医院の手術室で、「完全武装」してエイズ患者の手術を行う馮秀嶺さん(右)

 

   1層の術前衣、2層の手術着、2層の手袋、ゴム靴、ガラス付きのヘルメットをつける完全防護は一般的な外科手術と異なる。これは河南省伝染病医院一般外科の医師の馮秀嶺さんの手術装備である。

 

   今年54歳の馮秀嶺さんは2002年からエイズ患者の手術をし、河南省でエイズの手術をした最初の医師である。17年にわたり、馮秀嶺さんは3000回以上の手術をし、過去に4度の職業被ばくを経験したが、幸いにも危険を無事乗り越えてきた。「多くの人が私の仕事は刃先の上を歩いているようだと言う」と馮秀嶺さん。

 

   馮秀嶺さんが勤務する一般外科は年間約800回の手術をし、うち約3分の2がエイズ患者である。手術の要求は一般総合病院より厳しく、「完全武装」するほかに、手術中に医師は高度な緊張状態を保ち、動作は遅く安定し、機器はトレイに置いて医師が自分で取り、渡す際に謝って怪我をしないようにしている。過去、縫合時に針で指をを怪我するという職業被ばくを経験し、馮秀嶺さんの頭に辞めるという思いが一瞬浮かんだ。馮秀嶺さんは、「当時、別の科に移ることも考えたが、喉元すぎれば熱さを忘れるというように継続してきた。この科を選んだからには、最後まで責任を持って患者を診なければいけない」と話した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年8月2日

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