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japanese.china.org.cn |03. 08. 2019

河南省安陽市の青年、麦わらストローで村民の収入増加を後押し

タグ: 麦わらストロー 村民の収入増加


 6月26日、河南省安陽市の農村で生まれ育った孟凡耀さんはもともと出稼ぎに行っていた。「農村振興」の呼びかけに応じ、彼は新型の農民になるために故郷の河南省安陽市清豊県に戻った。


 河南省安陽市の農民は自分の家の麦わらを売り、孟凡耀さんはわらの色ごとに合理的な買い付け価格を設定し、付近の村民はこの「わら」で収入を増やした。


 清豊県は河南省北部に位置し、土質が特殊で、現地で育った麦わらは長くて粗く、色つやがあり、わらアートや工芸品を作るのに適しており、頭が柔軟な孟凡耀さんはビジネスを始めた。


 ストロー用の麦わらは洗浄、高温乾燥、消毒などの工程をふみ、孟凡耀さんと妻両親は忙しくて手が回らないほどである。また、近所の留守老人も雇用した。うち1人の老人は、「家で退屈にしているよりいい。作業は大変だが、小遣い稼ぎになる」と話した。


 現在は淘宝を通して全国に販売し、毎月の売り上げは100万本に上る。孟凡耀さんは、「分解できる麦わらストローに自信を持っている。エコ意識の向上に伴い、より多くの人がプラスチックのストローの代わりに麦わらストローを使用するようになり、環境破壊を軽減できるだろう」と話した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年8月3日


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