「90年代生まれだから金遣いが荒く、月光族(毎月の給料を全部使い果たす人)」。多くの親や70年代生まれ、80年代生まれの人たちにとって、90年代生まれの人たちのお金の使い方は典型的な「憂なき少年」と言える。
銭江晩報が設立した中国新経済研究院はこのほど、支付宝と共同で調査を実施し、90年代生まれは親が思う以上に「頼りになる」という意外な結果が出た。
中国新経済研究院と支付宝が発表した『90年代生まれ貯金報告』によると、90年代生まれの92%に貯金があり、80%が資産運用をしていることがわかった。余額宝と花唄を見ると、90年代生まれが余額宝に毎月貯めている額の平均は花唄の4.5倍である。また、彼らが初めて資産運用した時期は親より10年早い。
割引を逃してはならない 節約したお金を余額宝や投資に回す
「貯金しているか」という質問に対し、李耀さんは「少しだけ」と笑って答えた。1990年生まれの彼は大学院を卒業し、就職してもうすぐ4年になる。彼は18万元を貯金し、投資してギター店も開いている。
「就職して1年目の年収は12万元で、4万元を節約した。当時は毎月1500元の家賃のほか、小型乗用車の維持費、彼女との食事・映画・洋服代などの出費があった。正月には両親に1万元を渡した」と李耀さん。どのようにお金を貯めたかという質問に対し、彼は割引を逃してはいけないと話した。
彼は、「例えば、食事をするときはまず大衆点評を見て、割引や共同購入がないかを確認する。映画を観るときは映画カードを購入し、割引価格に加えて会員割引を受けることができる。節約した分は余額宝に入れておく」と述べた。