8月2日、工房で学生に壁画の線画原稿の模写方法を教える王青煜さん
内モンゴル自治区赤峰市巴林左旗は契丹遼文化の発祥地である。遼代壁画の多くは墓穴の奥にあり、修復と保護が難しく、壁画の模写・複製は欠点を補う重要な手段となっている。巴林左旗遼上京博物館の元職員の王青煜さんは40年以上にわたり遼代壁画の複製を研究し、草稿、線画原稿、着色、仕上げの一連の模写・複製技法を模索した。王青煜さんはこれまでに遼代の貴重な壁画50点以上を複製し、伝統的な壁画の価値の伝承に大きく貢献している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年8月5日