自分の攻防で絵を描く毛光輝氏(8月1日)
今年56歳の毛光輝氏は江西省の上級工芸美術師で、13歳の頃から陶器絵画アート創作を行い、花と鳥の作品を得意とする。
景徳鎮の有名な陶芸家である鄧肖禹氏の弟子として、毛光輝氏はしっかりとした絵画技術を受け継ぐだけでなく、中国伝統の寓意手法を用い、「鳥類の世界」に精神的意味合いを持たせている。過去に中国工芸美術「百花賞」、中国工芸美術精品展覧会の金賞など複数の賞を受賞した。
長年にわたり、毛光輝氏は花と鳥の作品を研究し、彼が切り開いた「毛氏花鳥」は上品できめ細かく、多くの同業者の学習対象となっている。
「匠の心」について、毛光輝氏は「景徳鎮が世界的に有名なのは、無数の陶芸職人が伝承と革新に励んできたためである。私が思う匠の心とは極致を追求し、先人の技術を超えること」だと話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年8月6日