西蔵牧畜区域、乳搾りの時期を迎える

西蔵自治区阿里地区日土県多瑪郷の帕珠貢瑪牧畜業地点で、数百匹の羊を集めてミルクを絞る準備をする牧畜民（8月4日）

 

    夏、西蔵自治区の牧畜区域は羊の乳搾りの時期を迎えた。西蔵自治区阿里地区日土県多瑪郷の帕珠貢瑪牧畜業地点で、地元の牧畜業農牧民専門合作社の牧畜民は綿羊の乳搾りをしている。

 

    作業中の綿羊の「秩序」を維持するため、牧畜民は順番待ちの羊を紐でつなぎ、バケツを持って順番に絞っていく。この伝統的な作業方法は西蔵の牧畜区域で1000年続いている。

    阿里地区は西蔵自治区の重要な牧畜業生産地の1つで、生産したバター、ヨーグルト、牛羊肉を西蔵の各地に出荷し、現地の牧畜民の収入源となっている。

「中国網日本語版（チャイナネット）」　2019年8月7日