8月12日、江西省南昌市青山湖区のアパレル工場で、仕事を終えた妻の王員珍さんを迎えに来た譚紅波さん。母親の仕事についてきた2人の子供が興奮した様子で父親のところに走っていった。8月の南昌市は非常に暑い。内装作業員の譚紅波さん一家にとって、これは1年で最も貴重な幸せな時間である。39歳の譚紅波さんと34歳の王員珍さん夫妻は南昌市で働き、息子の譚政くんと娘の譚錦心ちゃんを江西省九江市都昌の実家に預け、祖父母に見てもらっている。夏休みになると、子供たちは南昌市に来て両親と一緒に過ごす。近年、出稼ぎ労働者が子供と離れて暮らすという状況はますます重視されている。南昌市青山湖区教育部門は文書を公布し、出稼ぎ労働者の子女の入学手続きを簡略化し、彼らが近くの学校に入れるように便宜を図り、出稼ぎ労働者の後顧の憂いを解決するとした。譚紅波さん夫妻は来年から息子と娘を南昌市の学校に転校させることを決めた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年8月14日