8月19日、石家荘市の「郭氏鉄板浮彫」スタジオで、娘の郭墨涵さんの鉄板浮彫創作を手伝う父親の郭海博さん
郭墨涵さんは幼い頃から家族の影響で鉄板浮彫に興味を持っている。デザインを専攻した彼女は現在、河北工業職業技術学院で美術の教師をしている。時間があるとき、彼女は父親の郭海博さんのスタジオに入り浸り、鉄板浮彫を作っている。河北省級無形文化遺産の「郭氏鉄板浮彫」の代表伝承人である父親の指導のもと、郭墨涵さんは腕を上げている。
冷たい鉄板の上で打つ、磨く、色をつけるなどの作業を繰り返し、体力がいるが、彼女は「柔よく剛を制し」、作業を進めていく。彼女の作品は省級・国家級美術展覧会でも展示されている。郭墨涵さんは、より多くの若者に鉄板浮彫技術を知ってもらい、無形文化遺産の保護意識を高めたいと考えている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年8月20日