香港国際空港で大陸部の記者に暴行した容疑の女が違法拘束などの罪を問われ、20日に香港の裁判所に出廷した。裁判官は保釈不許可の判断を下した。
特区政府警務所公共関係科高級警司の江永祥氏は、警察が開いた記者会見において「警察は19日に2人を逮捕した。23歳の女は13日に空港ターミナル内で大陸部の記者1人に暴力を振るった疑いで、違法拘束、違法襲撃、傷害の罪を問われている」と紹介した。
別の49歳の男は7月14日、沙田新城市広場で1人の警務人員に暴行した疑いで、違法襲撃及び傷害の罪を問われている。この2件は20日に東区裁判所の審理にかけられた。
情報によると、この2カ月以上に渡る公衆活動及び抗議デモの関連行動において、現在まで179人の警務人員が負傷している。ある女性警務人員1人は18日夜、特区政府総部西翼で勤務中、デモ参加者のレーザーポインターの照射を受け目を負傷した。