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japanese.china.org.cn |21. 08. 2019

上海 70代老人の「ぬいぐるみ医院」

タグ: ぬいぐるみ医院

 

(图片故事)(1)上海:七旬老人的“毛绒娃娃医院”


8月20日、「治療中」の2つのぬいぐるみを見せる朱伯明さん。この2つは所有者と30年以上ともに過ごしている。


 上海市在住の72歳の朱伯明さんは「ぬいぐるみ医院」の院長で、これまでに数百個のぬいぐるみを直した。


 朱伯明さんは若い頃は「手工芸の達人」で、裁断と縫製、無線通信の製作、音響機器の改造などを趣味としている。あることがきっかけで、ぬいぐるみを直してほしいと頼まれ、朱伯明さんは所有者とぬいぐるみの物語に真剣に耳を傾け、要望理解し、整理、材料の準備、縫製に取りかかった。以後、口コミで広まり、「ぬいぐるみ医院」ができ、依頼者も増えていった。


 ぬいぐるみを直す過程で、朱伯明さんは修復技術を絶えず磨き、専用の工具とパーツも開発した。多くの人がSNSで自分のぬいぐるみが「青春を取り戻した」ことをシェアし、この「ぬいぐるみ医院」の名声は広まっていった。しかし、依頼者がどれほど多くても、朱伯明さんは時間をかけて丁寧に作業し、所有者たちの美しい記憶を繕っている。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年8月21日

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