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japanese.china.org.cn |31. 08. 2019

料理で貧困脱却 幸せの味

タグ: 料理 貧困脱却

(图片故事)(1)炒出脱贫的幸福“味道”

5月7日、大柏地郷政府の厨房で調理する劉麗紅さん

 

 今年40歳の劉麗紅さんは江西省瑞金市大柏地郷政府の料理人である。普段、彼女はベレー帽をかぶり、ハイヒールを履き、たまにイヤホンで音楽を聴きながら調理する。「気分がいいと、料理もおいしい」と彼女は話す。

 

 現在、生活はよくなったが、過去の奮闘していた時期を劉麗紅さんはよく覚えている。

 

 劉麗紅さんは幼い頃に貧しく、家計を助けるために19歳で江西省瑞金市葉坪郷の実家を出て、汕頭市の洋服工場に就職した。そこで、彼女は大柏地郷出身の夫・曾長汀さんと知り合った。仕事は大変だが、2人は助け合い、楽しく生活していた。しかし不幸なことに、曾長汀さんの母親が2012年に突然の脳卒中により片麻痺になった。家族の面倒を見るため、2人は故郷に戻ることになった。

 

 幸せな生活を送るため、劉麗紅さんは家の裏山でオレンジを栽培し、鶏と鴨を飼育した。2016年、助成幹部の勧めで、劉麗紅さんは大柏地郷政府の料理人になった。劉麗紅さんは、「最初は塩や酢を入れ過ぎたりしてあまりおいしくできず、卑屈になっていた。しかし自分を励ますため、幹部は料理を全部食べ、励ましてくれて温かい気持ちになった」と話した。

 

 研究と勉強を重ね、彼女は料理の腕前を上げ、周辺でやや有名になり、自信も持てるようになった。2018年2月、夫妻は貧困を脱却し、新しい生活をスタートさせた。

 

 劉麗紅さんは、「生活は料理のようで、努力すればますますよくなる」と笑顔で話した。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年8月31日

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