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japanese.china.org.cn |12. 09. 2019

故郷での起業 草を栽培する90年代生まれ大卒生

タグ: 故郷 起業 大卒生

(图片故事)(1)返乡创业记——回村种草的“90后”大学生

興業県北市鎮興福村のジャノヒゲ栽培基地で村民と共にジャノヒゲの手入れをする文森さん(左から3番目)

 

   1990年代生まれの大学卒業生の文森さんは広西チワン族自治区興業県北市鎮興福村で暮らしている。2017年の大学卒業後、彼はかねてからの「田園の夢」を胸に故郷に戻り、土地を請け負いジャノヒゲとレモンの木を植えた。

 

   起業当初、文森さんは土地の借用と販売の2つの困難に直面した。

 

   2017年春節、文森さんは村民が帰省する機会に故郷の人たちに土地を借りたいと説得した。文森さんは村民たちに「畑が荒れているため、使わせてもらいたい。賃貸料も払う。栽培に成功した場合、草の種と技術を無料で渡し、補償金額で回収する」と話し、30世帯以上から少しずつ30ムー以上の土地を請け負った。

 

   ジャノヒゲとレモンの木の栽培周期は長く、アゲハチョウの幼虫などの病虫が発生し、農業の知識がなかった文森さんは鎮の農業ステーションで自ら病虫害の防止について学んだ。2017年の1年間、草も木も売れずに利益はなかった。努力を続け、2018年に2500キログラム以上のジャノヒゲと800本以上のレモンの木を販売し、売上高は約10万元になり、彼は2017年に投入したコストを回収しただけでなく約3万元の利益も得た。

 

   起業の最初の効果を上げた文森さんは興業県森営栽培専門合作社を設立し、村に20以上の雇用を創出し、7万世帯の貧困者を受け入れた。貧困世帯は土地の借用、ジャノヒゲとレモンの木の管理保護に参与し、2018年の収入は世帯あたり平均6000元以上増加した。

 

   文森さんは、「商品の販路を切り開き、いくつかの大きな注文の出荷を待っている段階。今年のジャノヒゲの販売量は1万5000キログラムを超え、年間の純利益は2018年の倍になる見通し。現在、12世帯の貧困者が、ジャノヒゲとレモンの木の栽培を一緒に行っており、来年は栽培規模を拡大し、品質を向上させ、より多くの村民の収入増加を後押ししたい」と話した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年9月12日


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