南京市無形文化遺産館の作業室で造花を作る趙樹憲さん(9月14日)
今年65歳の趙樹憲さんは江蘇省の無形文化遺産「絨花制作技術」の代表的伝承人で、造花を作って40年以上になる。趙樹憲さんによると、造花の主な材料は生糸で、輪郭、摘心、伝花などの手順を踏み、民間によくある物がモチーフとなっている。趙樹憲さんは伝統技術を守り抜くと同時に、作品に現代的要素を取り入れ、ダイナミックで生き生きとした作品で人気を集めている。趙樹憲さんは、「現在、手工芸の造花市場は非常に良好。より多くの関連の政策と支援がされ、多くの若者が手芸を職業にし、手工芸の造花がブランド化、産業化され、本当の意味において産業で遺産を守り、無形文化遺産の技術を伝承、発展させることができるとよい」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年9月16日