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japanese.china.org.cn |17. 09. 2019

心をつなぐプロジェクト 中国企業のロシア洗濯機工場建設

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(国际·图文互动)(1)通讯:建民心工程 促友好交流——中国洗衣机工厂俄罗斯建厂记

    ロシア・タタールスタン共和国東部のナーベレジヌイェ・チェルヌイはロシアの工業都市の1つである。今年8月、ハイアール洗濯機コネクテッドファクトリーがここで稼働を開始した。工場は昨年5月に定礎式を行い、作業員は寒くて慣れない環境、言葉の壁などの様々な困難を乗り越え、わずか1年で予定通り向上を完成させた。

 

    多くのロシアの都市と同様、ナーベレジヌイェ・チェルヌイの冬も長くて寒く、気温はマイナス30度前後で、ハイアールのロシア洗濯機コネクテッドファクトリーの3万平方メートルのコンクリート地面工事も極寒により一時停滞した。

 

   工場の責任者の孫貴維氏によると、コンクリートを固めるには10度以上で少なくとも7日間置く必要があるが、その条件を満たしていなかった。ロシア側の作業員が冬が終わってから作業を再開することを提案し、工期は3カ月以上遅れた。しかし孫貴維氏は、目標をしっかりと持っていれば、困難を克服できると考えている。

 

    孫貴維氏の考えは最終的にロシア側の作業員から支持され、双方は話し合いを経て工事の手順を変更し、加熱方式を採用してコンクリートが固まる温度にすることを決めた。工場が広いため、建築作業員はサンドイッチパネルを最上部に設置し、工場内の空間をいくつかに分け、ディーゼルヒーターで各エリアを加熱した。

 

    1カ月以上の努力の末、作業員は工場のすべての地面敷設作業を終え、段階的な任務を予定通り完了させた。また、地面の強度も現地の基準を満たした。ロシア側の作業員は中国側の作業員の作業態度に感心し、絶賛した。

 

    孫貴維氏は、「中国企業は海外で現地の産業発展を牽引し、現地の経済と人民の生活に積極的に貢献している。ハイアールのロシア洗濯機コネクテッドファクトリーの運営開始はナーベレジヌイェ・チェルヌイに多くの雇用をもたらす。同プロジェクトは350人分のポストを設け、第2期で600人増加し、現地および周辺地区の住民の就職圧力を大幅に軽減するだろう」と述べた。

 

    ハイアールのロシア洗濯機コネクテッドファクトリーの生産マネージャーのウラジミール・ロマネンコ氏によると、ハイアールは現地で評判が良く、多くの人がここで働くことを希望している。従業員の収入は安定し、現地の平均給与水準より高い。工場建設は経済成長を促進し、多くの雇用を創出した。

 

   「中国企業の職場の雰囲気と企業文化に魅力を感じた。ここで多くの経験を蓄積した」と話すロマネンコ氏は、今年4月に中国の青島市で3週間にわたる技術研修を受けた。ロシア人従業員にとって、中国企業で働くことは新たな経験であり、中ロ両国の文化と経験の交流を促進する。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年9月17日


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