上海市浦東新区人民政府新聞弁公室のミニブログ公式アカウント「浦東発布」が明かした情報によると、上海大連路トンネルは10月末に中国最初の5Gトンネルになる。全長2.5キロメートルの上海大連路トンネルは浦西北東部と浦東をつなぐ川を跨ぐ重要なトンネル。大連路トンネルの5G通信および応用シーンのテストはすでに行われ、10月末に5G通信が可能になり、同トンネルは中国最初の5Gトンネルになる。5G通信トンネルは中国聯通と隧道股フェンが共同構築するスマートシティ・インフラの試験的模範の1つ。
報道によると、今後、高画質映像のリアルタイム伝送技術を通し、小規模のメンテナンスを現場でスムーズに解決できるようになる。地下空間の正確な測位も実現し、5G通信による正確な測位を通し、バックグラウンドで5メートル以内まで正確に観測し、設備から最も近い場所にいるメンテナンス作業員を直接見ることができる。
そのほか、中国聯通は大連路トンネルの5G設置作業においてAR/VRを生かしたメンテナンス、高画質映像のリアルタイム伝送、地下空間での正確な測位など複数5G応用シーンを開発した。
統計によると、今年6月に工業情報化部が5Gライセンスを発行してから8月末までに、上海市に8800カ所以上の5G基地局が完成し、年末には1万5000カ所を超える見通し。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年9月17日