26日午前6時56分、最初のC2701列車が北京西駅を出発し、京雄都市間鉄道の北京西・大興空港間が正式に開通した。
1000年の古都である北京と未来の「1000年の町」である雄安を結ぶ高速鉄道、京雄都市間鉄道は中国のスマート高速鉄道の新たな手本になろうと力を入れている。
京雄都市間鉄道は北京西駅を出発し、京九鉄道李営駅を経由し、新たに敷設された高速鉄道線に接続し、新たに建設された鉄道は全長92.03キロメートルに及ぶ。うち、李営・大興空港間は全長33.97キロ、設計時速250キロ。北京西駅から北京大興国際空港までの所要時間は最短28分になる。
鉄道スケジュールによると、京雄都市間鉄道の北京西・大興空港間の列車は12往復24本で、直通車は20本、北京大興駅経由は4本。北京西駅からの始発は6時56分、大興空港駅からの終発は22時50分。
IoT、人工知能(AI)、ビッグデータ、クラウドコンピューティングなどの先進技術を生かし、京雄都市間鉄道はスマート化をさらにグレードアップし、スマート化設計は71項目に上る。
中国鉄道北京局集団有限公司大興空港駅準備チームのリーダーである陳麗陽氏によると、京雄都市間鉄道の北京西・大興空港間の全線で電子チケットを採用している。乗客は電子チケットを購入し、携帯電話にQRコードを生成し、コードを読み取って改札を通る。
中国鉄道設計集団有限公司京雄都市間鉄道プロジェクト駅専門責任者の朱紅鋒氏は、「都市間鉄道の駅を出て100メートル内で搭乗券を受け取ることができる。今後、都市間鉄道の公共交通化が進み、高速鉄道の乗り換えはバスと同じように便利になる」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年9月27日