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japanese.china.org.cn |13. 11. 2019

ナミビアで医療支援に従事する中国の漢方医

タグ: 医療支援 漢方医

(国际·图文互动)(1)通讯:让中医在纳米比亚落地生根——记三届援纳医疗队医生褚海林

  「多くの人からどうして再びアフリカ支援に来たのかと尋ねられる。これは気持ち、国に対する責任、アフリカへの情熱で、心の中から生まれるもの。次も機会があれば来る」。ナミビア支援医療チームに3回目の参加となる医師の褚海林さんはこのように話した。

 

   今年51歳の褚海林さんは2008年から2012年まで2期連続でナミビア支援医療チームに参加し、2018年に医療チーム隊長として再びナミビアに戻った。妻の蔡小英さんも医療チームの看護師として彼と共にアフリカに渡った。

 

   ナミビア支援医療チームは浙江省衛生庁が派遣し、1996年に始まり、1期2年間、漢方医と看護師を2人ずつ派遣する。彼らはナミビアの首都ウィントフークの国立カトゥトゥーラ病院で診療する。中国医療チームが派遣されてから、カトゥトゥーラ病院に鍼灸科が設置された。

 

   褚海林さんは海外に行く前は浙江省中医薬大学に勤務し、教育だけでなく、臨床診療も行っていた。彼は、「アフリカで勤務するようになってから、漢方医学の才能を発揮できる場が幅広いことに気づいた。アフリカでの仕事は順調で、私たちの専門的な特技を発揮することができる」と話した。

 

   褚海林さんによると、国内の病院の科の設置は細かく、鍼灸や推拿などの治療が適した病種は限られている。しかし、アフリカでは多くの病種に直面し、漢方療法の適用範囲は広く、医師の技術を十分に発揮し、患者の苦痛を和らげることもできる。「私たちの鍼灸、推拿、カッピングなどの伝統の漢方療法をここで広く応用し、良い効果が得られ、治療を通して患者の苦痛を軽減できることを嬉しく感じている」と褚海林さん。

 

   経験豊富な漢方医で教授の褚海林さんは、中国の鍼灸・推拿の規範をナミビアで普及させ、無菌操作、診断規範、治療規範などは現地の病院の信頼と高い評価を得ている。

 

   ナミビアの患者は漢方医を信頼していなかったが、徐々に理解するようになった。褚海林さんは、「現地の患者は初めは信頼せず、試してみるという態度で、漢方療法を理解していなかった。私たちの治療、説明を通して彼らはようやく理解した。漢方の鍼灸と推拿は純粋な物理療法で、化学薬品成分を含んでいない」と述べた。

 

   23年の発展を経て、漢方診察室を訪れる患者は増えている。褚海林さんによると、1日平均約70人の患者が訪れ、多いときは100人に達する。

 

   褚海林さんの妻の蔡小英さんも彼とアフリカ支援を行なって6年になる。褚海林さんは、「家族の中にはアフリカは安全ではないと心配する人もいるが、私たちは党員であり、誰かがやらなければいけない仕事である。国の海外支援に参加できることに誇りを感じる。特にアフリカは医師と薬が不足している地域で、私たちの特技を生かし、患者の苦痛を和らげ、現地住民に中国を知ってもらうこともでき、国にとってもプラスである。そのため、アフリカ支援は非常に有意義なこと」だと話した。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年11月13日

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