国家級ワクチン履歴検索サイトが開設へ コードスキャンで検索

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タグ:ワクチン

発信時間:2019-11-14 14:37:04 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 国家薬品監督管理局は2020年3月、中国初のワクチン・トレーサビリティー協同サービスサイトを開設し、国内全てのワクチン生産企業46社の商品の流通情報と疾病予防管理部門の接種情報を1つのサイトにまとめる。


 国家薬品監督管理局が指導する2019スマート監督管理イノベーション大会で明かされた情報によると、サイトの開設後、市民は国家ワクチン・トレーサビリティー協同サービスサイト、国家薬品監督管理局の「中国薬監」と「E薬雲捜」アプリ、および中国健康伝媒集団の公式アカウントなどでワクチンのトレーサビリティー情報を検索できるようになる。


ワクチンのトレーサビリティー制度を構築


 国家薬品監督管理局の担当者は大会で、同局がワクチンの電子トレーサビリティーサイトを開設することを明かした。開設後、薬品監督管理局、衛生健康委員会、疾病予防管理センターなどの部門はワクチンの生産、経営、使用、抜取検査、現場検査、副作用、リコールなどの全プロセスをリアルタイムで観測し、データで企業による偽造を厳しく取り締まり、各部門間で関連情報の相互接続を実現する。消費者はコードスキャンでワクチンの生産、流通、ロット、使用期限などの情報を検索し、安心して使用できるようになる。


 以前、「1億元相当のワクチンが未冷蔵で18省に流入または効力が消滅した」、「長春長生の狂犬病ワクチン生産記録偽造」などのニュースが注目を集めた。


 2019年6月、『中華人民共和国ワクチン管理法』が第13期全国人民代表大会第11回会議で採択され、ワクチン販売許可所有者はワクチンの全工程の情報の信憑性、正確性、完全性、追跡可能性を保障し、薬品監督管理部門、衛生健康部門、ワクチン販売許可所有者、疾病予防管理部門、接種機関などは分担ごとにワクチンのトレーサビリティー体系の構築を共同で促進することが明確に要求された。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年11月14日

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